お気軽にお問い合わせください! 03-5461-0270 info@takumi-server.net

パッケージ例

サーバ管理運用 技術ブログ

ABOUT

2007年05月21日 05:13に投稿されたエントリーのページです。

匠のサーバ監視・管理・運用 技術情報ブログ

サーバ仮想化:Virtual...  [ メイン ]  [メモ]ブログのPing送...

2007年05月21日

RCSのちょっと具体的な話

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.takumi-server.net/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/22

こんにちは、担当上岡です。

先日、設定ファイルのバージョン管理のトピックで、「RCS」に触れました。このRCS、ホントにハードルが低いんです。導入はビックリするほど簡単なので、是非使ってみてください。

設定ファイルのバージョン管理を目的とする場合は、下記の手順でOKです。

0.いわゆるインストールは不要(標準で使える)

1.RCSリポジトリを作成する
設定変更したいファイルがあるディレクトリで、「RCS」という名前のサブディレクトリを作るだけ。例えば/etcに作るなら

[root@localhost:/etc]# mkdir RCS

2.設定変更するファイルを「チェックイン+初期化(CheckIn and Initialize)」する
この「初期化」は各ファイルについて1回だけです。例えば/etcにあるntp.confをRCSディレクトリに初期化するには

[root@localhost:/etc]# ci -i ntp.conf

概要を入れましょう(最後にピリオドを一つポチっと打つか、Ctrl+D(=EOF)を入れれば入力完了)。

3.初回チェックアウト
上の2.の状態だと、ファイルが丸ごとチェックインしてRCSディレクトリの中にだけファイルがある状態となってしまいます。2.の作業でバージョン番号が付いたので、ここで1回チェックアウト(CheckOut)をしておく必要があります。この初回チェックアウトにはオプションは要りません。

[root@localhost:/etc]# co ntp.conf


ここまでが「準備」。ここからは日々の設定ファイル更新の手順です。


4.チェックアウトとロック
設定変更したくなったら、ファイルをチェックアウト(CheckOut)して、ロック(Lock)をかけます。イメージで覚えてしまいましょう。
[root@localhost:/etc]# co -l ntp.conf

5.思う存分編集!
この状態で「/etc/ntp.conf」を編集できます。RCSのディレクトリの中のファイルではありません。

6.編集を終了してチェックインし、アップデート(CheckIn and Update)する

[root@localhost:/etc]# ci -u ntp.conf

「enter description」説明を入力しておきましょう。どこを何の目的で書き換えたのか、くらいがちょうどよいです。

通常は、これだけで全てOK!複数の人で管理する場合も、4.-6.の手順に則って編集を行えば、特に問題なくバージョン管理が行えます。チェックアウト、ロックをかけている状態なら、作業を開始した人以外はファイルを編集できません。次は、なんだかチェックアウトやチェックインがうまくいかない場合の話です。誰か(あなたかもしれませんが^^;)が4.-6.の手順を守らなかった場合に起こりえます。


7.チェックインがうまくいかない場合、まずバックアップを取る
[root@localhost:/etc]# cp ntp.conf ntp.conf.bak

蛇足ですが、このファイルをチェックイン+初期化する必要はありません。

8.改めてチェックアウト+ロックをかける(4.の手順と同じ)

[root@localhost:/etc]# co -l ntp.conf

9.さっきのバックアップが「最新」なら、この状態で書き戻す

[root@localhost:/etc]# cp ntp.conf.bak ntp.conf

まぁ、ある意味5.と同じ手順ですね。


いかがでしたか?メチャクチャ簡単なコマンドだけです。呪文のように覚えてしまいましょう。
「チェックインイニシャライズ→チェックアウト一発」
「チェックアウトロック→チェックインアップデート」



あと、一つ覚えておくと便利なのが「rcs2log」というコマンドです。その名の通り、RCSでリビジョンアップしていった設定ファイルの変更履歴が一発で見られます。
[root@localhost:/etc]# rcs2log -v ntp.conf

誰がいつ変更したのか、一発でわかりますね。

お客様のサーバの管理サポートの際も、設定変更などはキッチリ管理して参ります。サーバ管理サポートのご用命は「匠の見張り番」や匠のサーバコンサルティング「Dr.サーバ」をぜひご利用ください。お問い合わせもお待ちしております。

日時:2007年05月21日 05:13 | パーマリンク

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.takumi-server.net/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/22

コメントを投稿

いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。






Powered By Movable Type