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2007年05月31日
dagレポジトリの話
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こんにちは、担当上岡です。
小規模のLinuxサーバを安く組もうとすると、最近は大きな流れとしては
・安定性重視=CentOS4または5 ・先進性重視=FedoraCore6 (次期はFedora7)
というようになってきていますね。
前にディストリビューション比較の記事でも書いたように、CentOSというのは、商用サポート付きで安定性重視のRedhat Linux Enterprise(RHEL)との互換性を重視している「RHELクローン」です。
RHEL4とCentOS4、RHEL5とCentOS5が、それぞれほぼ同等であるとも言えます(さらに細かくいうと、RHEL4update3=CentOS4.3、RHEL5update1=CentOS5.1みたいに、マイナーバージョンも等しくなっています)。
その、安定性が最も高い「RHEL」ですが、安定性が高いのは全てのパッケージをRedhat社で管理しているから(なので、勝手にソースからドカドカアプリケーションを入れていく場合には、ほとんどメリットはないとも言えてしまいます)。必然的に、いろいろなアプリケーションのバージョンは、「一回り古い」ということがほとんどです。
例えば一つ前のメジャーバージョンRHEL4のセキュリティアップデートの最新、update5でも、Apacheは2.0.52、PHPは4.3.9、MySQLは4.1.20であり、二桁目(Apache2."0".52,PHP4."3".9)は基本的に上がることはありません。ただし、セキュリティホールをふさぐ目的の場合は、たまに二桁目のアップデートがなされることがあります(Postfixなどが上がりました)。
さてさて、とはいえRHELやCentOSを使っていても、up2dateやyumで標準的に入るパッケージではどうしても足りないことがあります。
例えば「rrdtool」。サーバのモニタリングなどをMRTGよりちょっと便利にやるために、フロントエンドのHotSaNICを導入しようなんて場合には必ず必要になります。
しかし、ソースから入れるというのは上記のような、根本のメリットを考えるとあまり得策ではありません。
そこでご紹介するのが「dagレポジトリ」。
http://dag.wieers.com/
http://dag.wieers.com/rpm/FAQ.php
「Packages」に行くと、大抵のかゆいところに手が届くアプリケーションの、RHEL4用、RHEL5用などのRPMパッケージが置いてあります。rrdtoolももちろんあります。
なお、CentOSやFedoraの場合もこのdagレポジトリが役に立つのですが、この場合はyumのレポジトリ情報を追加して、yumで一貫して管理する方がラクチンです。
yumでdagレポジトリを使う方法は
http://tmcosmos.org/linux/centos/co5.html#yum
などに詳しく書かれています。
ただし、このサイトにも書かれていますが、dagレポジトリ自体も、きちんとRedhatで管理されているパッケージに比べたら、安全性ではほんの少し劣る=リスクも抱えるという点についてはご理解くださいね。yumでの自動アップデート対象にするのはおすすめできません。
※ところで、RHEL4でもyumを使っちゃおう、という欲も出てきますよね。と思って探したら、すでに実践されている方がいらっしゃいました。
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日時:2007年05月31日 18:52 | パーマリンク
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